時間だけが経過してしまったけど、デビュー19周年





 
2002年1月13日
成田雅嗣
ファーストシングル『二人の時計』
が発売されました。
 
この日は僕の成人式の日
リリース日を成人式の日に合わせてデビューをした
という経緯があります。
 
 
2002年は
今のように音楽が自由に配信できるとか発信できるとか
そういう環境が整っていなくて
制作することも販売することも
非常に難しい状況でしたね。
 
そんな中リリースできたことは
本当に光栄なことでした。
 
 
後に2012年3月11日にリメイク版
無料配信シングルとして再リリースしました。
 
再リリースの時は
マーケティング方法・プロモーション方法なんかも
かなりかなり考えていたため、
ただ曲を出すという方法じゃなくて
無料でウエディングソングを作るサービス『婚てニュー』
いうサービスも合わせてリリースをして
楽曲を盛り上げました。
 
 
半年で
60曲ちかく創ったな。
 
めっちゃしんどかったけど
楽しかったな。
 
 
2012年当時のCD販売って
「CDにミュージックビデオ付きのDVDがつく」売り方が始まった頃で
1曲丸々YouTubeで聴けるようにする方法は、まだ誰もとっていなかったと記憶しています。
 
「せっかくリリースした曲を無料で聴けるようにするとはどういうこと?」

当然、反対の声・批判の声もたくさんありましたね。
 
 
「成田は間違ってる」
ってね。
 
 
でも僕は
リリースする前(製作段階)から
これからの楽曲というものは、CDというのは、
曲を聴くためのツールではなくて
お客さんとコミュニケーションを取るためのツール
つまりグッズのような立ち位置になっていくのではないかと思っていました。
 
アーティストは
CD=楽曲で売上を上げるのではなくて
ライブ&グッズ=お客さんとのコミュニケーションで売上を上げる
時代になっていくと思っていました。

 
 
そこから約10年が経ちましたけども
もう今の楽曲の立ち位置は、皆さんがご存じの通りです。
 
 
楽曲はYouTubeなどで無料で聴けてしまい、
サブスプリクションで誰の曲もどんな曲も聞きたい放題になっている昨今です。
 
 
また、
2012年3月11日のリリースに合わせて
YouTube上でラジオ番組も開始して、
オンラインとオフラインの両方での活動を開始するんですけど
当時YouTubeをマーケティングツールとして使うやり方も
かなり新しかったと思っています。
 
 
2002年のリリースのあと
芸能界引退 → 会社員 → 再活動 → 2012年の再リリース
そして、現在
僕はアーティストという立場からマネージャーという立場に変わり
今、現在もマネージメントを中心に活動しています。
 
 
そのため、
純粋に『デビュー19周年』とは言えないように思うけど
リリースまでに約2年かかった2002年1月13日の当時
たくさんの不安とたくさんの希望を抱えながらリリースした日は
やっぱり僕にとって特別な日なんです。
 
 
2002年も2012年も
サポートしてくれた方々には、
本当に本当に感謝しています。
 
 
改めまして
本当にありがとうございます。
 
 
デビュー記念日おめでとう!
おれ!
 
 
2021年1月13日
成田雅嗣
 
 
『二人の時計』
作詩・作曲:成田雅嗣

各配信サイトや全国のJOYSOUNDでも配信中。
カラオケでも歌えます。
 
◆成田雅嗣(なりたまさつぐ)◆
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