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『努力ができる』という『才能』





 
芸能界に限らず だけど
僕は各業界を分析するにあたって
いくつか大きな分析項目を設けています。
 
 
その中で、
ともてとても大事な項目として
自己分析をすること
を設けています。
 
 
自己分析においては
かなりの時間と労力をかけます。
 
 
マーケティング理論の一般的な手法としては
SWOT分析や
ファイブフォース分析など
も使ったりもしますが
僕はそれらをまた違う切り口で使っています。
 
 
勉強してるんですよ。
 
 
自己分析をするにあたって
どうしても避けては通れない事柄が出てきます。
 
 
それは
『才能』
と呼ばれるものです。
 
 
『才能』だけは
どうひっくり返っても解決させることができません。
 
 
努力ではどうしようもないものなのです。
 
 
今僕は
タレントのマネージャーをやっているので
各分析を『タレントマーケティング』『タレントマネジメント』に置き換えて行っています。
 
その時に
『タレントの才能とは一体何なのか』
をはっきりさせておかなければなりません。
 
 
だってね。
 
 
全てが『才能』と言われてしまうと
何もできなくなってしまうから。
 
 
新しいタレントの育成をする時に
僕は約半年間つきっきりで
その人の根底の部分から徹底的に見直しをして、
意識改革を行います。
 
 
その時に、
『才能とは一体何なのか』
という話もします。
 
 
芝居ができる。
⇒ それは才能があるから。
 
芝居ができない。
⇒ それは才能がないんだよ。
 
という話では
何も動けません。
 
努力してカバーできる部分があるのであれば、
努力をして高めていくものだと思っています。
 
 
例えば
野球の大谷翔平選手が
『バッターとピッチャーの二刀流』というスタイルで
日本だけでなく
アメリカメジャーリーグでも成功を収めていますが
彼が二刀流で活躍できているのは
単に『才能がある』という言葉だけで済まされるものではないと思っています。
 
 
僕らが
報道番組や新聞・メディアで目にしている彼の努力以上に
彼はとんでもない努力を重ねていると僕は思ってます。
 
 
『1%の才能と99%の努力』
 
 
と言われたりもしますけど
僕はまさにその通りだと思っています。
 
 
全世界がコロナウイルスに犯されて
そろそろ1年が経ちます。
 
この1年間
大きく大きく差が開いた1年間だったと僕は思っています。
 
 
ものすごく感じるのが
『努力ができるのも大きな才能』
だと僕は思っています。
 
 
『努力をするという意識』
自分からなれて行動ができることは
立派な才能だと僕は思っています。
 
 
今、僕が
マネジメントを担当させていただいている俳優の中に
とてもとても
僕が叶わないほど努力をしている俳優もいます。
 
 
本当にすごいと思っています。
 
 
◆成田雅嗣(なりたまさつぐ)◆
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