
8:2
3月も後半にはいりまして
新年度の4月から、また新しいプロジェクトが始まります。
実は先日
伝統のある会社とタッグを組ませて頂いて
大きな大きな会社にある企画書を提出させて頂きました。
これが実現すれば
僕の人生にとって、最大のプロジェクトとなることでしょう。
しかししかし、
このコロナ禍の状況下では
どうしても決められないことが多く
どうにも困っています。
実施を予定している日から逆算すると
時間的なこと、また権利関係の許可を取ることなど
かなり厳しい状態なのかなと思ってます。
正直、
やりたい40%と、
こんな大きな案件を僕ができるのか、、、不安60%
です。。
でも、トライしたいです!
さて、
今回のこの企画も含め
プロジェクトの企画や
タレントマーケティング(売り出し方)を考える際、
なんとなく簡単に「思いついて」発案しているように思われがちなのですが
とんでもないとんでもない。
リサーチ~立案まで
とてもとても時間をかけて行っています。
んー。
そうですね。
1つのプロジェクトを立案する際、
1つの企画書を作る際、
全体で100時間かかったとしましょうか。
そのうち
80時間=8割は考えている時間です。
その市場の分析から状況の把握、
いかに効率よく進めるかのスケジュール感と
大事な大事な収支計画。
相手にどういう資料を作れば、より伝わるのか。
相手に何を提供することができればメリットがあるのか。
などなど
ずっとずっっとずっっっと
考えている時間なのです。
で、
あとの20時間=2割の時間が作業、資料として落とし込みます。
企画書は
文章を中心に作ることも、
画や図を使って作ることもありますが
実は、作業自体にはそんなに時間はかかっていないんですね。
うちの俳優に
「こんな企画を考えたんだけど、どうですかね?」
と連絡することが多いのが
マネージャー成田の特徴ですけど
背景から目的から概要から
しっかり練りこまれているため、
打ち合わせも建設的に進められます。
打ち合わせまでに
資料は本人に渡しておくので、
打ち合わせまでに本人もしっかり考えてきます。
だから
打ち合わせの時間って、超短い。
もっと
時間をかけた打ち合わせの方が
「一緒に考えた感」はでるのかな。笑
(本人が「やる!」っていうかは、別問題だけどね)
『考えること』
と同時に
『音楽を聴いたりすること』
を器用にできない僕なので
平気で10時間『無音』ということもあります。
(家にいても、めっちゃ静かなんです)
きっと
クリアエイターの皆さんもそうなんじゃないかな。
考える時間:8割
作業をする時間:2割
この8:2は、ずっと変わっていないように思えます。
「どこからそんな発想を?」
なんてことも言われますけど
めちゃくちゃ準備(考えている)しているんですよ。
それでもうまくいかない案件や
企画で止まってしまう案件も
たくさんたくさんあるから
もっともっと積み上げていかないといけないな、
って思ってます。
◆成田雅嗣(なりたまさつぐ)◆
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