
他人は他人。自分は自分。
今日もスゴイニュースが飛び込んできました。
日本映画界にとって、
プラスに働くことを心より願っています。
僕は表面状は
『他人は他人。自分は自分。』
と装っています。
しかし本音は
『他人と比べない、という考え方はムリ』
だと思っています。
どこに行っても
何をやっても
隣の芝は青くみえるものです。
それは僕も同じです。
プロデュース、マネジメントをする際
「自分自身との闘い」
「周りは気にするな」
「周りの意見に流されるな」
などなど言わせてもらっていますが
「そうは言っても無理だよな」
と本音では思っています。
僕は新卒で入った会社では
「同期」
という人がいなかったので、
比べる対象になる人がいませんでした。
友達たちは同期という存在がいて
「同期のヤツが出世した」
とか
「同期の中では一番の成績を残した」
とか
そんな話を聞くと
「いんじゃないの。他人は他人で自分は自分だよ。自分のやるべきことをやっていけば。」
と答えていました。
でもやっぱりそれって難しくて
比べる対象が
「社内の同期」から
「社外の同年代」になり
「キャリア何年の先輩」になり
「その業界の第一人者」になり、
世の中の人達 全てが比べる対象になっていきます。
芸能人の結婚のニュースをみて、
「私はいつ結婚できるのだろう」
って悩む人もいるくらいだからね。
僕も周りを見渡してみると
「あの先輩、弁護士になっちゃった」
「あの後輩、税理士になったよ」
「あの先輩、今は海外で事業を成功させている」
という方々から
「○○くんが家を買ったんだってね」
「○○ちゃんに3人目の子供が産まれたんだって」
「○○くんが車(高級外車)を買ったらしいよ」
という話も入ってきます。
こと、
この仕事では
「○○監督、アカデミー賞獲ったね」
「○○監督の作品、大ヒット中だよ」
「○○監督、たくさん映画撮っているよね」
「○○さん、いまドラマで監督やってるんだって」
などなど
ご一緒させて頂いた方々の活躍が目まぐるしく
「すごいなー」
と思う気持ちと
いつも同時に湧き上がるのが
「それに比べておれは、、、、」
という感情です。
「くっそー!負けてられるか!」
という気持ちになれればいいんだけど
「それに比べておれは、、、、」
なんです。
弁護士になった先輩や税理士になった後輩と比べても
何も意味がありません。
だってさ。
僕は弁護士にも税理士にもなろうと思わなかった訳なので
比べる土俵にいないんだよね。
でも
比べてしまうのが人間なんです。
僕は
経営者
アーティストマネージャー
という立場だから
映画監督の活躍と比べても
何も意味がありません。
でも
比べてしまうのが人間なんです。
この生存競争から
逃げ出してしまえば
どんなに楽になるだろうと
いつも頭をよぎります。
しかし、
逃げてしまったとしても
別の生存競争に巻き込まれて
また悩んでしまうことも知っています。
人間、
そんなに強いものではないので
弱さや自分の愚かさを認めてもいい
と思っています。
僕も僕のペースで
一歩一歩進んでいると思うんです。
(たぶん、進んでいるはず!)
歩みをやめず
自分と闘いながら
『他人は他人。自分は自分。』
を合言葉に
今日も前を向こうと思っています。
◆成田雅嗣(なりたまさつぐ)◆
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