
愛社精神
僕がFUNGOの運営をするようになったのが2013年。
今年で10年目となります。
当初から
「事務所の規模を大きくしたい」
という気持ちより
「少数精鋭で、意識の高い集団にしたい」
と思っていて
今までそのような方針でやってきました。
『量より質』
という考え方です。
そんな中
「少し規模を大きくしてみようかなー」
と思って
所属俳優を増やしてみた時期があります。
結果どうなったか。
意識が下がっている集団になってしまいました。
いや、
言い方が違うな。
意識が下がっている人が多い集団になってしまいました。
それもそのはず。
少数精鋭でやっていく=所属の門は非常に狭い
んです。
意識・向上心など
ある『一定の意識レベル』に達していないと、
僕はプロダクションに入れません。
そうなると
所属している人=意識・向上心の高い人
となります。
こういう人との出会いはなかなかなくて
年間1~2人くらいの新所属者がいればいいくらいなんです。
(新所属者が0人という年も平気であります)
この『一定の意識レベル』を少し落として
所属者を増やしてみたんです。
10倍近く新所属者が増えました。
(10倍といっても10名20名ですから、一般的にはまだまだ少ない人数だと思います)
問題は
そこまで意識・向上心が高くない人
を所属させた訳なので
全体の『平均意識レベル』が下がってしまったことです。
ま~、当然だわな。
意識レベルの高い人:5名
でやってきたプロダクションが
そこまで意識レベルが高くない人:15名
を迎えた訳ですから
『意識レベルがそこまで高くない割合の人が多い集団になってしまった』
ということですね。
そこまで意識・向上心が高くない人は、
自分を高める努力をしません。
努力をしないので
仕事に結びつくことはありません。
当然
「やる気だそうぜ!」
とサポートしていくんですけど、無理でしたね。
ただの口うるさいおじさんとしか見られませんでした。
意識・向上心の高い人は
自分を高める努力をします。
努力をするからこそ
仕事につながっていくのです。
ここで
仕事がない人:仕事がある人
と二極化してしまいました。
タチが悪いのが
仕事がない人が仕事がある人に対して
『ねたみ』
『しっと』
をするようになったこと。
(これはどういう集団でも起こるとは思うけどね)
つまり、
意識高くやっている人の足を引っ張る状況になってしまったのです。
最終的に
彼ら一人一人とじっくり面談をして
努力をしないと仕事には結びつかないこと
をしっかり事例をあげながら説明して、
それでも努力ができない人には
プロダクションとの方向性・ビジョンの違いなので
ごめんなさい をさせて頂いた次第です。
あれ、、、
今日は何を書こうとしていたんだっけ。。
そうだ!そうだ!
今年から
僕自身が
『愛社精神』
を表に表して活動しようと思い、
● お財布
● スマホケース
● 現場で動く時のTシャツ
● マスク
を作りました。
カタチにも表す
という意味でね。
『愛社精神』
って
時代遅れなのは
ちゃんとわかっています。
それでも
先代が作りあげたこの場所を
大切に守っていこうと思っています。
◆成田雅嗣(なりたまさつぐ)◆
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