
聞き入れる姿勢の準備をする
面接、オーディションをしている中で
昨日の面接で起きた話を今日するのは
あまりよくないなーと思うので
1年以上前に起きたことを書こうと思います。
本日は
『デビュー講座』
の回です。
コロナ禍になった2020年春。
芸能界は仕事面において
大大大ダメージを受けたのは皆さん承知の通りです。
FUNGOもそうでしたが
他の事務所でも同じだったと思っています。
そうなると、
各所属しているタレントはどう動くのか。
「事務所にいても案件がない」 → 「移籍しよう」
と思ってしまう方も多かったのか、
2020年は
FUNGOへの所属希望者の応募者が非常に多い1年となりました。
(うちも案件ないんですけども、、、)
コロナ禍の中、
「東京国際映画祭でレッドカーペットを歩いたり」
という出来事も
応募状況に影響があったとも思っていますけどね。
タレントが前のプロダクションを辞めて
FUNGOへの所属を希望されてくる場合、
僕が一番注意をしているのは
『前のプロダクションにいて、なぜ結果を出せなかったのか』
ということです。
ほとんどの理由は
『タレント本人の努力不足(勝手に事務所が売ってくれると思い込んでしまっている)』
なんですけど、
人間性なんかに問題のある方もいて
僕はそれをしっかり慎重に見抜かなくてはいけません。
数回の面接でそれを見抜くのは
とてもとても難しいものなんです。
見抜くのも難しいんですが
もっと難しいのが
『本人に気づかせること。』
結果が出なかった原因が
『プロダクションが自分を売ってくれなかったから』
『今の自分に問題は何もない』
と思っている方への説明は本当に難しい。
しかもそれを
まだ出会って間もない方に
僕は説明をしなければならないんです。
すごくすごく真っ当な話しをするんですよ。
成田 「なんでプロダクションに入りたいんですか?」
応募者「アドバイスをしてくれる人が欲しいのです。」
成田 「前のプロダクションでは、アドバイスはしてくれなかったんですか?」
応募者「してくれませんでした。」
成田 「相談はしていたんですか?」
応募者「していなかったです。」
成田 「・・・・(それじゃ、アドバイスをしてくれる訳がないよな・・・・)」
成田 「SNSはなぜされないんですか?」
応募者「苦手で、、、。」
成田 「やった方がいいと思いますよ。」
応募者「やらないよりはやった方がいいとは思いますけど。」
成田 「やらないんですか?」
応募者「やらなければならない、と思ったらやります。」
成田 「・・・・。あれ?僕に何を求めて、応募をされてきたんでしたっけ?」
応募者「アドバイスをしてくれる方が欲しくて。」
成田 「・・・・(アドバイスしているんだけどな、、)」
なんかの会話は
よくしたものです。
これから春にかけて
いろいろ事務所オーディションに参加される方もいらっしゃると思います。
是非まず、
ご自身の
『聞き入れる姿勢のご準備』
をされることを
お勧めいたします。
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