
分析と予測から、危険を回避する
「もしかしたら、こうなるかもしれない」
いろいろな予測、
いろいろな予防
をしながら生活をしていると思います。
それはビジネスも同じですよね。
「将来、こうなるかもしれない」
「世の中がこのように変化するかもしれない」
しっかり分析を行い、
そんな予測をたてながら、
事前に準備をしておくものなのです。
この予測に従って
「どうすれば、いい方向に向かえるのか」
「どうすれば、危険を回避できるのか」
の対策を取らなければなりません。
これは、
『ビジネス』
もそうですが、
『人生』
も同じですよね。
例えば、
僕らの時代は、きっと年金だけでは暮らせないでしょう。
なのであれば、
年金以外のお金を今のうちにコツコツ積み立てておかなければならない。
じゃあ、
具体的に何をするのか。
という感じでね。
僕は毎年、
12月になると次の1年間の計画をたてます。
しっかりたてます。
それには、
・プラス面:どうすれば、いい方向に向かえるのか
・マイナス面:どうすれば、危険を回避できるのか
の両方の側面から
考えていくのです。
アーティストマネージャーをやっている時は、
これを
『アーティスト1人1人』
を対象に、考えていました。
『アーティスト1人1人』
を分析し、
戦略・計画をたてていました。
それをもとに、
マネジメントをしていた訳です。
僕のマネジメントの特徴としては、
『どうすれば、いい方向に向かえるのか』
よりも
『どうすれば、危険を回避できるのか』
に重きをおいていました。
トラブルを起こして、
活動できなくなってしまうことが
本人にとっても、プロダクションにとっても、
一番よくないからです。
僕も含め
人間、完璧な人はいませんからね。
しっかり喜ぶ場面でも
『喜び と 危険』
の両面から物事を見ていました。
なので、
「よかった!でも、今はここに気をつけろ!」
と危険回避もあわせて行っていました。
別に、うちに限らず、ですが、
プロダクションを辞めてから、
ガラガラと崩れていってしまうタレントをたくさん見てきました。
そうなって欲しくない、
とは思っていましたが、
残念ながらそうなってしまう人も出てくるものです。
そうなった時、
僕の手が届く範囲にもういないので、
僕は何もできません。
「ほら、言ったじゃん、、、、」
と残念な気持ちになることとも、
向き合っていかなければならないのです。
ニュースで
「あんなことをする人だと思わなかった」
と、
近隣の方がコメントしているのを拝見しますが、
「そうですか、、、そうならないように、と思っていたのですが。。とても残念です。」
というのが、
僕のコメントになってしまうことが
残念でなりません。
あと、、、
本音を言うと
「ざま〜、みやがれ」
と思わざるをえない人も
そりゃ、いますわな。笑
〓〓 ◆成田雅嗣(なりたまさつぐ)◆ 〓〓
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